コラム
コラム

低価格の「おかえり葬」は新しいカタチの葬儀です

葬儀には、故人様のご意志やご遺族様のご希望に合わせた、さまざまな種類があります。

今回は「おかえり葬」についてご紹介させていただきます。

お通夜や告別式を行わず火葬だけで故人様をお送りするスタイルの葬儀として「火葬式」というものを耳にしたことのある方もいらっしゃるかもしれませんが、「おかえり葬」というのは、火葬を行ってから、ご自宅にて葬儀を行う新しいカタチのお別れの方法です。

 

火葬後にすでにご遺骨となられた状態で、ご自宅にお帰りになられますので、小さなスペースがあれば問題ございません。さらには、お食事や返礼品の費用も少なく抑えることができるので、ご親族様や本当に近しいご友人様と共に、故人様のご自宅で偲ぶことができる低価格でアットホームなスタイルの葬儀となります。

 

葬儀を執り行う場合、さまざまな手続きや弔問への対応など、ご親族様の精神的な負担は大きいです。特にご高齢の方の場合、少ない負担で故人様を偲ぶことができます。

 

以前は、葬儀はこうあるもの、といったその土地特有の風習などがある場合もございましたが、最近では、私共のようなサービスを行う葬儀会社はとても多く、葬儀の執り行い方も多種多様です。

 

ご自宅で「おかえりなさい」と葬儀を行う新しいスタイルは、近いうちに珍しいものではなくなるかもしれません。

 

低価格の葬儀「おかえり葬」にご興味をいただけました方は、お気軽にお問い合わせください。

自分で決める葬儀と癌について考える

自分が癌だと宣告されたとき、ご家族がいらっしゃる場合に残される方達のことを心配される方は実際に多いです。

残された余命をどう過ごすか。これからどうするのか。

 

これは癌を宣告された方以外には語れないものです。

 

今回は、実際に故人様が準備をされたご葬儀を体験した方のお話をご紹介させていただきます。

乳がんの疑いがあり精密検査をしたところ、すい臓がんの末期症状であることが判明した方のお話です。

 

余命は3〜6ヶ月だと宣告されました。自分ができることは何か、すぐに抗ガン剤治療の前に遺影の撮影を行い、いつかやってくるご自分の葬儀の準備を整えて、抗ガン治療にのぞみました。

 

癌と闘い、余命宣告をはるかに過ぎた1年後、この方は旅立ちの時を迎えました。

 

誰かに決められることのない、自分で決めたご葬儀は、とても温かく、その方のお人柄を最期まで感じるお別れとなりました。

 

癌を患うことで、看病など身の回りのお世話をしてもらうことを、精神的に負担に感じてしまう患者様や、残された方達に負担をかけたくないと強い気持ちを持たれる方も多いです。

 

事前に葬儀をご自分で準備されることを希望される場合は、まずはお電話にてお問い合わせください。

できる限りのサポートをさせていただきます。