自分で決める葬儀と癌について考える
自分が癌だと宣告されたとき、ご家族がいらっしゃる場合に残される方達のことを心配される方は実際に多いです。
残された余命をどう過ごすか。これからどうするのか。
これは癌を宣告された方以外には語れないものです。
今回は、実際に故人様が準備をされたご葬儀を体験した方のお話をご紹介させていただきます。
乳がんの疑いがあり精密検査をしたところ、すい臓がんの末期症状であることが判明した方のお話です。
余命は3〜6ヶ月だと宣告されました。自分ができることは何か、すぐに抗ガン剤治療の前に遺影の撮影を行い、いつかやってくるご自分の葬儀の準備を整えて、抗ガン治療にのぞみました。
癌と闘い、余命宣告をはるかに過ぎた1年後、この方は旅立ちの時を迎えました。
誰かに決められることのない、自分で決めたご葬儀は、とても温かく、その方のお人柄を最期まで感じるお別れとなりました。
癌を患うことで、看病など身の回りのお世話をしてもらうことを、精神的に負担に感じてしまう患者様や、残された方達に負担をかけたくないと強い気持ちを持たれる方も多いです。
事前に葬儀をご自分で準備されることを希望される場合は、まずはお電話にてお問い合わせください。
できる限りのサポートをさせていただきます。